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help リーダーに追加 RSS サービス提供のポイント 品揃え編

<<   作成日時 : 2006/08/31 10:10   >>

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指定管理者として管理している施設におけるサービス向上の実現については、スタッフの接客能力向上のほか、施設の持つ機能を高めることがあります。これに加えて、対象となる施設の分野は限定されますが、「品揃え」がサービス向上の大きな要素なる場合があります。施設の具体的な分野の一例として挙げられるのが、美術館や劇場などの文化施設です。とくに劇場において、「品揃え」は地域住民に対するサービス向上を考える上ではずせないポイントです。

劇場における「品揃え」とは、その劇場で行われる公演のラインナップのことです。
地域住民が見たい公演をそろえること、つまり鑑賞機会を提供することが指定管理者としての腕の見せ所となるわけです。

公演の誘致については、地域性や施設の規模などによって状況が変わります。
クラシックファンを念頭に置いた場合、オーケストラ公演については比較的、地域による影響は少ないようですが、オペラになると状況は一変します。とくに海外の一流歌劇場の公演が実施されるのは首都圏に集中している状況です。
施設のハード的な条件だけでなく、地域特性がもっとも影響するのがオペラ公演でしょう。おそらく都内の劇場においては、施設利用代金をもらっての誘致が可能でしょう。また首都圏近郊でこれまでの公演実績がある劇場では利用代金のディスカウントによる誘致も可能でしょう。しかし地方都市の場合、指定管理者が全面的にリスクを負担しての買取公演でないと誘致できない場合もあるようです。

このような状況はオペラ公演に限ったことではなく、いわゆる「ライブ」においても同様のようです。音楽事務所やプロモーターが興業メリットがあると判断すれば、劇場に施設の利用代金を払うでしょうが、そうでない場合、指定管理者が誘致したい場合にはディスカウントや買取による誘致となります。

どんな方法により誘致しても地域住民に鑑賞機会を提供する、という目的は達成できますが、指定管理者の収入源としての「利用料金収入」には大きな差が出ます。

また指定管理者が適正な管理をしているかどうかの指標として協定書の中に、「年間来館者数」が盛り込まれていることがあるようです。これはおそらく正しいことで、来館者数が低減すればそれは地域住民のニーズを満たしていない、つまりサービスが低下しているという判断材料となるのでしょう。

美術館の場合は劇場とはイコールではありませんが、「品揃え」が重要なことには間違えありません。

プールや公園などのように施設本体が商品である場合に比べ、文化施設の場合は施設本体よりも品揃えがサービスレベルに影響を与えるわけです。このような物件の指定管理者に応募するにあたっては、ビルメンテナンス会社や舞台運営会社だけのノウハウでは十分な品揃えができないことも想定しておいたほうがいいと思います。
地域のプロモーターやメディア関連企業を共同企業体に組み込んで、総合力を高めることが成功のポイントではないでしょうか。

常に意識しておくことは、
地域住民が遠くまで行かなくても、さまざまなジャンルの公演を鑑賞できる機会を提供する、
ということです。

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