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「プールの水の透明度は保たれているか」 始めからお断りしておきますが、このタイトルはかなり見掛け倒しです。 はっきりいって「モノの例え」です。 夏季に営業される屋外プールでは施設本体以外でサービス格差を産めるのはスタッフの対応と商品の一部である「水」。他の施設においても同様な例はあるかもしれません。 見かけ倒しではありますがこんなタイトルでも立ち寄ってくれた方のために参考になりそうなことを調べてみました。 プールの水のろ過・浄化についてはメーカー団体として「日本浄水機械工業会」があり「水泳プール浄化装置の基準書」を刊行しています。内容は次のとおりでこれを見るとプールの指定管理者になるのは大変だなと改めて感じました。 水泳プール浄化装置の基準書(目次) 第1部 浄水工がめざすきれいな水 第1章 浄水工がめざすきれいな水の指標 1・1 快適なプール水 1・2 衛生的なプール水 1・3 ろ過水 1・4 浄水工がめざすきれいな水の目標値 第2章 ろ過装置の処理能力 2・1 ろ過装置の働きと処理能力 2・2 処理能力(水量) 2・3 処理能力(水質) 2・3・1 採水栓を設ける場合のろ過水濁度の測定方法 @ろ過機出口からプールまでの配管に採水栓を設ける A採水したろ過水の濁度を測定する 2・3・2 測定装置を設ける場合のろ過水濁度の測定方法 @ろ過機出口からプールまでの配管に測定装置を設ける 2・3・3 (参考法)採水栓・測定装置を設けていない場合のろ過水濁度の測定方法 第2部 きれいな水にするために 第1章 水質基準 1・1 水泳プールの水質基準 1・1・1 厚生労働省のプール水質基準 1・1・2 文部科学省のプール水質基準 1・1・3 厚生労働省の水質基準項目の意義と望ましい日常の管理 1・1・3・1 水質管理とプール水の採水 1・1・3・2 水素イオン濃度(PH) 1・1・3・3 濁度 1・1・3・4 過マンガン酸カリウム消費量 1・1・3・5 遊離残留塩素濃度 1・1・3・6 大腸菌群 1・1・3・7 一般細菌 1・1・3・8 総トリハロメタン 1・1・3・9 レジオネラ属菌 1・2 水質基準項目の測定方法 1・2・1 厚生労働省の定める測定方法 1・2・1・1 水素イオン濃度(PH)、濁度及び過マンガン酸カリウム消費量 1・2・1・2 遊離残留塩素濃度 1・2・1・3 大腸菌群 1・3 プールに使用する水 1・4 プール水の汚れと浄化方法 第2章 施設基準 2・1 プール施設の概論 2・2 循環浄化装置の構成 2・2・1 集毛器(ヘアーキャッチャー) 2・2・2 ポンプ 2・2・3 ろ過装置 2・2・3・1 砂式ろ過装置 2・2・3・2 珪藻土式ろ過装置 2・2・3・3 カートリッジ式ろ過装置 2・2・4 滅菌剤注入装置 2・2・4・1 液体滅菌剤の注入装置 2・2・4・2 固形滅菌剤の溶解注入装置 2・2・4・3 二酸化塩素の注入装置 2・2・4・4 電気分解式次亜塩素酸ナトリウム生成装置 2・2・5 オゾン発生装置・紫外線照射装置 2・2・6 循環配管 2・2・6・1 設計及び施工上留意すべき点 2・2・6・2 吐出管と吐出ノズル 2・2・6・3 吸込口(排水口)及び水位調整槽(バランシングタンク) 2・2・6・4 管の材料 2・2・7 その他設備について 2・2・7・1 制御盤と動力配線工事 2・2・7・2 機械室内の注意事項 2・2・7・3 プールの漏水対策 2・2・7・4 付帯設備の指導に従うこと 2・2・7・5 その他の設備の指導に従うこと 第3章維持管理基準 3・1 浄化装置と維持管理管理者の心得 3・1・1 プール水の管理 3・1・1・1 プール水質管理の要点 3・1・1・2 ろ過水質管理の要点 3・1・1・3 状況記録事項 3・1・1・4 プール管理日誌の様式例 3・1・2 付帯設備等の管理 3・1・3 利用者及びその他の管理 3・1・4 運転管理と維持管理 3・1・4・1浄化装置の維持管理 (1)砂式ろ過装置 (2)珪藻土式ろ過装置 (3)カートリッジ式ろ過装置 3・1・4・2 滅菌剤注入装置等の維持管理 (1)滅菌剤注入装置(次亜塩素酸ナトリウム液注入方式) (2)溶解注入装置(固体塩素剤投入方式) (3)二酸化塩素注入装置の保守管理 (4)電気分解式次亜塩素酸ナトリウム発生装置 3・1・4・3 オゾン発生装置・紫外線照射装置の保守管理 (1)オゾン発生装置 (2)紫外線照射装置 3・2 浄水工メーカーによる保守管理 3・2・1 シーズン前の保守管理 3・2・2 シーズン中の保守管理 3・2・3 シーズン後の保守管理 第4章 プールの衛生基準資料 4・1 厚生労働省の遊泳用プールの衛生基準(平成13年7月24日付け) 4・1・1 遊泳用プールの衛生基準の改訂について 4・1・2 遊泳用プールの衛生基準 4・2 文部科学省の学校環境衛生の基準(平成14年2月5日付け) 4・2・1 学校環境衛生基準の一部改訂について 4・2・2 学校環境衛生の基準 4・3 厚生省の遊泳用プールの衛生基準く平成4年4月28日付け) 4・3・1 遊泳用プールの衛生基準の改訂について 4・3・2 遊泳用プールの衛生基準について 4・3・3 遊泳用プールのオーバーフロー水の再利用設備にかかる指導の統一化について 4・4 文部省の学校環境衛生基準(平成4年6月23日付け) 4・4・1 学校環境衛生の基準(学校プール関係抜粋) 参考資料 浴槽の衛生基準資料 1 厚生労働省の公衆浴場における衛生等管理要領(平成15年2月14日付け) 1・1 公衆浴場における衛生管理要領等の改正について 1・2 公衆浴場における水質基準等に関する指針 1・3 公衆浴場における衛生管理要領(抜粋) 1・4 旅館業における衛生管理要領(抜粋) 2 厚生労働省のレジオネラ症を予防するために必要な処置に関する技術上の指針(平成15年7月15日付け) 参考文献 用語の定義 お買い求めになりたい方は日本浄水機械工業会のWEBサイトからオーダーができます。 もう少し指定管理者を目指す方に参考になることを探して見ました。プールの水がきれいかどうかについては2つの観点があり、ひとつは上記の目次から推察できるように「水質基準」を守ること。いわゆるコンプライアンスの範疇の話で公立施設のとしてのプールでも取り組まれてきたことです。 さてもうひとつの別の観点は今回のタイトルである「プールの水の透明度は保たれているか」 です。これは民間施設では当たり前のこととして課題にされていることです。利用者に「目が痛くなる」と言わせずに、「25メートルプールの向こうの壁まで見える」と言ってもらえることはプールの水を管理している方にとって最大の賛辞です。 そのためにはまさに「湯水のごとく」新しい水を入れればよいのでしょうが、これは水道代の面からも、また特に室内プールでは水温維持の燃料代の面からも実現的ではありません。 ということでランニングコストを抑え水の透明度を維持するソリューションの例を紹介します。 “アイプールピュア”(岩崎電気株式会社) 導入事例 伊勢崎スイミング(株式会社スポーツアカデミー) 大和引地台温水プール(大和市役所) このようなシステムを指定管理者がリース方式で設置することが投資効果として成り立つか、また自治体が受け入れるかどうかはわかりません。 ただ提案書作成に際して「利用者サービス向上とランニングコスト低減が両立する」「利用者の健康維持に貢献する」などの観点から紹介することは、選定委員へのアピール度アップになるでしょう。 |
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