指定管理者井戸端会議

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<<   作成日時 : 2007/01/03 12:25   >>

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年末から年始にかけて指定管理者制度関連のニュースが少なくなった中で、目に付いたのは
札幌市の4スポーツ施設、正月も開放(BNN(12/31))
釣り初めに市営釣場へ 元日、2日は記念品配布、久喜市(埼玉新聞(12/30))
でした。いずれも指定管理者制度の導入により利用者・来場者へのサービスがいろいろと向上しているという話題です。

利用者サービスの向上は制度導入の目的のひとつであり、実現されていくことは大きな導入効果として評価されます。その一方で「指定管理者制度」といういわば「黒船」みたいなものがやってくるまでは旧態依然としたお役所による直営時代と大きく変化しない、言い換えれば工夫や努力がされなかったとも言えるのではないでしょうか。

指定管理者制度の導入効果に関する報道としてはコストダウンに関するものの方が目に付きますが、サービス向上に関すものについて、もっと取り上げていただきたいと思います。そのためには指定管理者のみなさんが実現したサービス向上をどんどんアピールすることも大切です。

話は変わりますが、先日、イベント企画会社の社長と話をしているときに、使ってみてよくなったと感じる施設、悪くなったと感じる施設という話題がありました。
全国各地でセミナーを開催するに当たって公立施設を利用することがあるその社長によると、「同じように民間企業が指定管理者となった施設でも、利用についての対応がとてもよくなった施設もある一方で、まったくサービスの悪い施設もある。サービスの悪い施設の対応は一昔前の自治体直営時代の運営のようだ」ということでした。

両方の施設について調べてみると、対応が良くなった施設の指定管理者は
JTBグループの総合企画会社の株式会社ジェイコム
指定管理者としての受託実績を積み重ねつつある企業です。
対応が悪くなった施設の指定管理者は企業名は控えさせていただきますが、それまでその施設を管理していた外郭団体から運営に関する業務を受託していた共同企業体です。年の暮れに書いた「外郭団体リバイバルプラン」のいわゆる「ケイレツ」にあたる地元企業です。同じ民間企業でも、「チャレンジャー」と「守る者」とでは「民間企業」と「外郭団体」くらいの差がでてしまうという例ではないでしょうか。

指定管理者制度本格稼動からまもなく1年。苦しくてもコストダウンは一時の決断でできますが、サービス向上は向上したかどうかの評価は利用者や来場者が下すもの、そして継続していかなければならないもの。
指定管理者も評価する自治体も、そして報道関係の方も、ことしはぜひ「利用者サービスの向上」に目を向けていただきたいと思います。

僕が「チャングム」から教わったこと―人を喜ばせる「仕事・もてなし・サービス」の原点
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